歯磨きは「道具」ではなく「技量」だった

コロナ禍の頃、以前通院していた歯科で
「歯磨きの状態がかなり良くない」
と評価されたことがありました。
それをきっかけに、歯磨きや歯周病について、YouTubeや書籍で集中的に調べるようになりました。
その中で出会ったのが、歯周病の新常識(**小西昭彦 著)**と、先生のYouTube動画です。
歯磨きだけで歯周病は改善するのか
本や動画を通して一貫して語られているのは、
歯磨きだけで歯周病(歯槽膿漏)は改善できる可能性がある
という考え方です。
現在は「歯槽膿漏」という言葉はあまり使われませんが、
一般の人にも伝わりやすい表現として、あえて使われている印象を受けました。
この思想の背景には、小西先生の師匠である
片山恒夫 先生の考え方があります。
師匠・片山先生の考え方と歯磨きの本質
片山先生の主張はとてもシンプルです。
人によって歯並びは違う
だから、正しい歯磨きの方法も人それぞれ違う
この考え方に基づき、
片山式では以下の道具が紹介されています。
- 一列歯ブラシ
- 一般的な形状の歯ブラシ
フロスや歯間ブラシは、基本的に推奨されていません。
実際、この一列歯ブラシは、
現在通っている歯科の歯科衛生士さんも知らなかったほど、一般的ではありませんでした。
実際に試して感じた限界

私自身も片山式を試してみましたが、
正直に言うと それだけでは磨き残しが出てしまいました。
そこで、自分なりに以下の道具を追加しました。
- ワンタフトブラシ
- 手磨き用歯ブラシ数種類
- 電動歯ブラシ
- フロス(2種類)
- 歯間ブラシ(2種類)
- 染め出し液
特に染め出しは、半年ほどほぼ毎日行いました。
かなり根性論ですが、その結果、磨き残しは明らかに減りました。
歯磨きは「技量」だと気づいた
この一連の経験から強く感じたのは、
歯磨きは、道具よりも技量の問題
ということです。
そして、その技量は
年齢とともに少しずつ落ちていきます。
だからこそ、
- 完璧を目指さない
- 無理のない範囲で続ける
- できるうちに技量を磨く
という姿勢が大切だと感じています。
小西先生の診療について思うこと
正直に言えば、
一度は小西先生に診てもらいたいと思っています。
ただ、
- 距離の問題
- 自由診療の可能性
- 費用面のハードル
を考えると、誰でも気軽に受診できるわけではありません。
それでも、この本は
「歯周病を歯医者任せにせず、自分で管理する」
という意識を持つきっかけとして、非常に価値があると感じました。
まとめ

- 歯周病は歯磨きで改善する可能性がある
- 正解の磨き方は人それぞれ違う
- 道具よりも技量が重要
- 無理なく続けることが長期的にはいちばん強い
歯磨きについて、ここまで深く考えさせられた本は久しぶりでした。
興味のある方へ
合う・合わないは人それぞれですが、
「歯磨きを自分で管理したい」と思う方には、参考になる一冊だと思います。
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